マイホームを検討する上で、一度はぶち当たるのが「予算」の壁。
「ついに念願のマイホームを建てれるんだ!」と心躍っていましたが、実際にハウスメーカーで住宅や土地、その他の費用を聞いて予想以上にお金が掛かるんだ!と衝撃を受けました。
そこで、低予算でも理想の家づくりを叶えるためにわが家が行った3つのことをご紹介していきます。
わが家の予算について
わが家の予算は建物代を1000万代で抑え総予算3000万代で家を建てることが目標でした。
一般的に、住宅購入の総予算額は年収の6〜7倍を目安として考えると良いと言われています。
年収 | 6倍 | 6.5倍 | 7倍 |
400万 | 2,400万円 | 2,600万円 | 2,800万円 |
500万 | 3,000万円 | 3,250万円 | 3,500万円 |
600万 | 3,600万円 | 3,900万円 | 4,200万円 |
700万 | 4,200万円 | 4,550万円 | 4,900万円 |
800万 | 4,800万円 | 5,200万円 | 5,600万円 |
900万 | 5,400万円 | 5,850万円 | 6,300万円 |
1000万 | 6,000万円 | 6,500万円 | 7,000万円 |
低予算住宅を叶えるためにした3つのこと
わが家が、建物代を1000万台に抑えるためにした3つのことをご紹介していきます。
低予算が故に、住宅のスペックが低く光熱費が高い家になる事態を恐れていた私達。そこで低予算でも理想の家づくりをするためにわが家が行った3つのことをご紹介。
No,1 必要経費を見積もりに組み込む
1つ目は、必ず掛かる費用を見積もりの段階で予算に組み込んでおくこと。
必ず掛かる費用とは、照明・カーテン・外構・杭工事(地域により)費用など。見積もりの段階では意外と忘れがちですが、どれも数十万円と高額なもの。今後、家づくりを進めていく中で「予算オーバーしてしまった!」なんて事態を防ぐためにも、各項目の予算を見える化しておくことがおすすめです◎
わが家の予算・実費を公開↓
予算 | 実費 | |
照明 | 25万 | 27万 |
カーテン | 30万 | 30万 |
外構 | 150万 | 150万 |
杭工事 | 110万 | 130万 |
No,2 メーカー巡りに力を入れる
2つ目は、ハウスメーカー巡りに力を入れること。
正直、ここが一番体力も時間も費やします。しかし、ハウスメーカー選びこそが一番重要かと思います!!なぜなら、わが家が各メーカーへ「このような家を建てて下さい」と同条件で見積もり依頼をお願いしたところ全く同じ家づくりでもメーカー毎で費用に大きな差が出るということが分かったのです。
そこで、わが家が実際に内見に行った3社の例をご紹介↓
A社は、低価格を売りにしている大手メーカー。「低予算で家を建てれる」という広告をよく見かけていたため見学へ行ってきました。
メーカー内にキッチン・バス・トイレ等の展示場を構えているため、あちこちへメーカー巡りをしなくていい点は魅力的でした◎
A社で見積もり依頼をしたところ、建物代は2,200万円程と予算オーバー。私達が希望した断熱材・外壁・キッチンは標準装備では難しく、プラスオプション費用での対応となるそう。
B社は、社名を聞いて知らないという人がいないほど圧倒的に知名度が高い大手メーカー。家を建てた友人何人かにおすすめされて内見に行ってきました。
B社は、予算に合わせて3つの価格帯が用意されており、わが家は真ん中の「規格住宅プラン」を提案されました。この時点で、フルオーダー式の注文住宅を希望していたためこの時点で希望は通らず。そこで、予算オーバーにはなるがグレードアップしてフルオーダープランの話を聞いてみることに。B社のフルオーダープランは、太陽光パネルの取り付けが必須とのこと。(補助金あり)
見積もり依頼をしたところ、2,500万以上と予算を大幅にオーバー。太陽光パネル設置費用が高くつくのと、ドアや窓など1つ1つの費用が高いイメージ。大手という安心感はあるが、低予算を目指していたわが家には合わずでした。
C社は、広告を一切出さず紹介された人のみ出会える知る人ぞ知るメーカー。わが家は、不動産の知人に相談したところ紹介されて内見に行くことになりました。
C社は、広告を一切行わず従業員も必要最低限に留めているため、他社に比べて広告費・人件費が掛からない分低価格で高スペックの家が建てれるとのこと。モダン住宅に憧れていたため、C社の内装デザインもドストライクでした!
C社で見積もり依頼をしたところ、建物代1800万円と予算内◎予算内で住宅スペックも高く、内装デザインもドンピシャで私達夫婦はC社に即決したい気持ちでいっぱいでした。(笑)
このよう全く同じ家づくりでも、メーカー毎で費用に大きな差が出るということが分かりました。C社に安く提供できる理由を伺ってみると、人件費や広告費を掛けていない分、お客様還元が出来るとと話されていました。
メーカー巡りは大変ですが、後悔ない家づくりをするためにも是非皆様もご参考になさって下さい。
No,3 情報収集をする
3つ目は、空いてる時間はとにかく情報収集をする。
これから家を建てるという方は、建築業界等で働いていない限り家づくりに関しては素人かと思います。私達夫婦も全く知識がない状態からのスタートだったため、とにかく1つ1つ調べました。これでいいや!と調べず決めたくなる時もありましたが、そこは妥協せず夫婦で分担してリサーチし、家づくりを進めていきました。
いかがでしたでしょうか?
わが家が建物代を1000万代に抑えるためにした3つのことをご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
家が完成するギリギリまで「まだ安くできるところはないか?」と私たち夫婦は常に情報収集をし、時にはメーカー営業さんに問い合わせたりして•••できる限りのことは全て行い完全燃焼しました。(笑)努力の甲斐あって家づくりの上では大きな後悔もなく、予算面ではこれ以上どこを削れたかな?と思うほど納得のいく家づくりとなりました。
マイホーム計画中の方や、予算の関係でマイホームを諦めてしまった方などの参考になれば嬉しいです。